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いいところも悪いところもあって楽しかった。
大人になったらデジモンと別れなければならないという設定が追加された。可能性の力が人間とデジモンの紐帯であるという理論づけなのだが、それ以上に、大人になって自分の道を見つけ始めると、現実的に四六時中デジモンと一緒にはいられないという実情がきちんと描かれていたのがよかった。
メノアは選ばれし子どもたちに別れの辛さを経験させないために、自ら生み出したエオスモンの力で彼らを空想の世界に閉じ込めようとするが、太一とヤマトは「みんなを助ける」という目的でメノアとエオスモンを倒そうとする。
この太一とヤマトがどういうロジックを持っているかが一番大事なところで、かつ弱かった。前半では大人になろうという確固たる意思はなくむしろ悩んでいたし、戦いのさなかでも「こんなところにいていい訳がない」「明日に進むんだ」というような抽象的なことしか言えてなかったように思う。メノアは当然「私がやっていることこそが救済だ」と主張していて、それを否定するようなロジックを打ち出せていなかった。結局デジモンたちに「成長していく姿を見るのはワクワクする」とケツを叩かれてようやく覚悟完了する。やっぱりフワッとしてる…。
太一とヤマトはこの戦いに勝って子供であり続けることを否定するんだけど、その後の描写もイマイチ未来や成長への希望を感じさせない。アグモン・ガブモンとの別れのシーンでは太一はアグモンと初めて会ったときの話をするし、ヤマトはハーモニカを吹くし、つまり過去のことばっかり考えてるんだよね。さらに太一は明日何するのと聞かれてうまく答えられない。そこは「卒論のテーマ決めなきゃ」とか言わせておけば作品のテーマに合致するし前半の話も拾えたのではないか。
ヒカリの声優は荒木香恵からM・A・Oに変更になっているのだが、これがうまくはたらいたシーンがある。
エオスモンの世界では選ばれし子どもたちは幼くなってしまう(おそらくデジモンたちともっとも幸せに関わっていた年齢になっている)。彼らは太一のホイッスルで本当の年齢に戻るのだが、戻って最初に太一に声をかけてくるのがヒカリだ。そこではヒカリの声がM・A・Oであるという事実が、ヒカリの年齢がちゃんと戻っていることのなによりも強い表現になっている。
劇伴はそこそこ。ただし『brave heart』のクソダサアレンジ(イオンで流れてそうなサックスがメロディーを吹くやつ)はどうかと思う。
宮崎歩の『brave heart』の新録版はコレジャナイ感があった。AIMのED曲は最高。
冒頭の戦闘はものすごい。その後も全編アベレージ高い。
ただし進化バンクはなぜかオリジナルよりも見劣りした印象。何が悪かったんだろう。あれデジモンを立体的に回すので結構難しいと思うんだけど、オリジナルが実はかなり丁寧に作られていたということかなあ。
現時点で全話数がNHKからインターネット配信されています。
この状況で不完全なリストを公開し続ける意味はないのでリストを削除しました。
本日 1月7日(火)18:45~ Eテレにて
パラアスリートを題材としたアニメシリーズ「ブレーカーズ」が放送開始いたします
車椅子バスケ編では監督+αで参加しています。
パラスポーツやパラアスリートの方々について知るきっかけになってくだされば幸いです
よろしくお願いいたします! pic.twitter.com/DiGpxf1MET— へむはい (@nishishimasa) January 6, 2020
年明け1月7日(火)からEテレの天てれアニメ枠でスタートするパラスポーツを題材にしたアニメ『ブレーカーズ』の脚本を担当しております。
東京2020向けてパラスポーツの魅力を知る意味でもご覧いただけるととても嬉しいです。#ブレーカーズ https://t.co/uVR3Im0aqo— 熊本浩武 (@kumamu818) December 15, 2019
ほんの少しですが、第二原画やTP修正をさせて頂きました。
私の可能性の扉も開いてくれた作品です!Eテレ毎週火曜18:45放送#ブレーカーズ pic.twitter.com/sR02Suwx53— とすがりん (@tosugariN) January 7, 2020
パラスポーツアニメの『ブレーカーズ』車椅子バスケ編、作画で参加してます。宜しくお願いします。 pic.twitter.com/v2ockJzvZ8
— ふゆの (@who_u_no) January 21, 2020
中学3年生で14歳は誕生日前パターンでポイント高い。運命的な出自と能力に翻弄されながらも、彼自身の等身大の信念に基づいて戦い抜いた。恋愛・音楽・親子関係など様々な側面が丁寧に描かれキャラクターとして魅力的だった。
ラブコメにありがちな無性欲キャラだけどここまで徹底してるとむしろ邪推しかできないんだよなあ。2019年自室でこっそりアクロバティックなオナニーしてそう賞。
「ノーマン 種馬」でツイッター検索するとクソひどいツイートが大量にヒットしてめちゃくちゃ興奮した。知性派だけど体力不足なので力で押さえ込めば支配できそう。白い服に白い髪、清潔感、汚したい。
とにかくちんちんがデカいのが素晴らしい。だって絶対デカいじゃん。セルフフェラしてそう。本人はあまり意識してないんだけど直央がいない場所で部員たちは
晋吾「デカいよな」
太洋「デ→カ↑い↑…」
って話をしてそう。いや、太洋が下ネタに加わるのはよっぽどのことだし、晋吾が他人のペニスがデカいと言い出すのもよっぽどのことです。直央のちんちんは世界を震撼させる。
テニスも家庭問題ももう終わりにして、合宿回やりましょうよ。合宿所の風呂が狭いからペアごと2人ずつ入ることにしたら、翌日の練習で明らかに距離感が変わってる回をやりましょう。 #星合の空 #星合の空徹底視聴闘争
— 栄西・the・博愛僧侶 (@min_nan_a_si) December 16, 2019
風呂で直央のブツを目の当たりにした太洋が、翌日の練習で激しく動き回る直央のズボンの下で激しく動き回る直央の直央が気になってしまう回はよかったね… #星合の空 #星合の空徹底視聴闘争
— 栄西・the・博愛僧侶 (@min_nan_a_si) December 16, 2019
ポケモン、ついに本気の一手を打ちましたね。サトシが主人公としての地位を確立しているところにダブル主人公として参戦する心意気やよし。ポケモンのゲームには捕獲やバトルというシステムがあり、これは本当にクソなのだがアニメにも取り入れざるを得ない。そういうのをサトシに任せて、ゴウは自分らしくポケモンを愛する気持ちだけで進んでいってほしい。ベッドでうつ伏せで寝てたり、のぼり棒で発情してたり、膣内射精障害のリスクがある。女なんていらねえんだよ!!!でもコハルとの関係をほんのり意識する展開はそれはそれで美味しいですね…無限の可能性を長期シリーズで開花させてほしい。
ちょっとね、これはやりすぎだと思います。過積載ですよ〜〜〜!!!!!
ドラえもん…銀髪半ズボン美少年ショタ…2億点!!!!!
— 栄西・the・博愛僧侶 (@min_nan_a_si) March 1, 2019
銀髪ケモ耳半ズボン美少年ショタ最高 #映画ドラ2019感想
『映画ドラえもん のび太の月面探査記』を見た#映画ドラえもん_のび太の月面探査記https://t.co/VNWc77AW0E
— 栄西・the・博愛僧侶 (@min_nan_a_si) March 1, 2019
2回目見た。前半寝てたので退屈ではなかった。王子のそばに矢島晶子ボイスのショタを置いておくとただならぬ関係に発展してエライことになるから気をつけましょうという話だった。ロンとかいう最重要キャラの描写が足りなすぎでは? #バースデー・ワンダーランド
— 栄西・the・博愛僧侶 (@min_nan_a_si) May 1, 2019
僕もCV.矢島晶子の小姓と特別な関係になりたい、そう思える映画でしたね #バースデー・ワンダーランド
— 栄西・the・博愛僧侶 (@min_nan_a_si) May 1, 2019
これ絶対性欲でしょ〜〜〜〜って思ってたら案の定性欲だったし、友人の観測によると彼の自室のシーンで部屋にティッシュが2箱(デスクに1つ、座椅子の近くに1つ)あったらしく完全にド性欲。父親と2人ぐらしだしやりたい放題ですよ。
凪もいいんですが、やっぱり本当に「いい」のは帆高なんだよなあ。陽菜の脇ばっかり見てるんじゃあないよ。帆高の無防備なすねを見るんだよ。身長が低いのもいいよね。性欲シーンはジャブ程度だったけど彼はヤラれる方だからオッケーです。めちゃくちゃ喘がせたい。喘がせたくない?
加藤清史郎の演技が圧巻。
薄暮、一言で言うなら加藤清史郎です。 #薄暮
— 栄西・the・博愛僧侶 (@min_nan_a_si) June 22, 2019
めちゃくちゃ上手い。人間が出すありとあらゆる音が極上だったし作品を通しての起伏も作れてた。 #薄暮
— 栄西・the・博愛僧侶 (@min_nan_a_si) June 22, 2019
成瀬壱佳(CV.古木のぞみ)―『パパだって、したい』
レイ(CV.伊瀬茉莉也)―『約束のネバーランド』
レスリー(CV.小林沙苗)―『約束のネバーランド』
前神マコト(CV.石上静香)―『けだまのゴンじろー』
矢逆一稀(CV.村瀬歩)―『さらざんまい』
陣内燕太(CV.堀江瞬)―『さらざんまい』
矢逆春河(CV.釘宮理恵)―『さらざんまい』
雪白ヒロ(CV.田村睦心)―『川柳少女』
高橋隆(CV.山本和臣)―『なんでここに先生が!?』
アブード(CV.若月佑美)―『フリージ』
唯我成幸(CV.逢坂良太)―『ぼくたちは勉強ができない』
ミョウ(CV.村瀬歩)―『ほら、耳がみえてるよ!』
立花投馬(CV.梶裕貴)―『MIX』
立花走一郎(CV.内田雄馬)―『MIX』
陣界斗(CV.市来光弘)―『八十亀ちゃんかんさつにっき』
典元泉(CV.土屋神葉)―『荒ぶる季節の乙女どもよ。』
西片(CV.梶裕貴)―『からかい上手の高木さん』
織田信勝(CV.東山奈央)―『胡蝶綺 ~若き信長~』
織田秀孝(CV.村瀬歩)―『胡蝶綺 ~若き信長~』
ベル・クラネル(CV.松岡禎丞)―『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか Ⅱ』
桂木眞己(CV.花江夏樹)―『星合の空』
小黒(CV.山新)―『羅小黒戦記』
カッチ(CV.浅水健太郎)―『ロング・ウェイ・ノース』
海(CV.石橋陽彩)―『海獣の子供』
天野凪(CV.吉柳咲良)―『天気の子』
これは快作ですね。現実に照らせば「そうはならんやろ」という箇所はたくさんあるけれど、作品内のロジックは一貫していて気持ちよかった。
ぼくらの7日間戦争、素晴らしいエンターテイメントでめちゃくちゃ笑いました。全体的に狂ってるんだけど意外と作り込まれていて、B級映画の名作という感じ。おすすめできます。
— 栄西・the・博愛僧侶 (@min_nan_a_si) December 20, 2019
原作は大昔に読んだし実写映画も大昔に見ていた。僕は暴力が好きだし権力は嫌いなので宗田理のメンタリティには共感するところが多かった。だが、2019 年現在、厳しすぎる服装検査のような理不尽な不自由は減りつつある(本当か?)。その一方で地方の衰退や少子化、そしてそれに伴って受け皿が不十分なまま外国人労働者が増えているという現実もある。だから子どもたちが戦う相手が「理不尽に子供を縛ろうとする大人」から「どうしようもない現実とそれを追認する大人」に変わったのは必然だろう。そしてどうしようもない現実はどうしようもないので、しょうがないから子どもたちには恋愛・友情・自己実現のような「セイシュン」の物語を与えておこうという悲痛さがある。そういうわけで、僕の世界観では、このアニメはアニメの外の現実に訴えかける力のある作品とは思えなかった。
作中で何度も「大人」「子供」という言葉が使われている。大人はずるいし嘘つきだし、不自由だ。部下の命を守らなければいけないから、ガス爆発や土砂崩れの危険性があれば引き下がるしかない。子供や従業員を養わねばならないから、汚い方法で金を稼がねばならない。一方で子供は自分のことだけ考えていればいい。自分が拒絶されるリスクさえ呑めれば、自分のすべてをさらけ出してぶつかりあえるし、そうすれば本当の友達になれるかもしれない。
大人の僕にとって救いになったのは最後の「いってきます」「いってらっしゃい」だ。千代野秀雄は議員であり、父親であり、子供のようにすべてをさらけだすコミュニケーションはもうできない立場になってしまったかもしれない。それでも、まずはありきたりな挨拶からはじめれば、いつかはわかりあえるという希望を感じさせるラストシーンだったと思う。
これは許せないでしょ。いや中盤のあるセリフで気づいていたけど、これは許せん!!!!!!!!!守くんの童貞を返せ!!!!!
特に手落ちを認識した箇所はないのでよくやっていたと思う。印象的なのは香織の回想シーンの照明の使い方。打算を含んだ香織の笑顔を光と影ではっきり二分するカットは強烈だった。
劇場アニメとしては若干アベレージを下回るくらい
とてもよかった。特に天候や自然物。監督インタビューによると工場の描写にもこだわっていたようだが、それは僕にはあまり刺さらなかった。
※本記事中の画像は研究の目的で『星合の空』から引用したものであり、これらの権利は赤根和樹・エイトビット/星合の空製作委員会に帰属します。
※登場人物とのインタラクションがない映っているだけのいきものは除外しました
本記事中の画像は研究の目的で『星合の空』3話から引用したものであり、これらの権利は赤根和樹・エイトビット/星合の空製作委員会に帰属します。
3 話は樹と柊真が苦しむ回。光を活用した演出に注目。
新城家は昼間から暗い。母親は冷たい。
対比として、桂木家は夜でも明るいし、母親は優しい。食卓は賑やかい。
だからあやに「また遊びにおいで」と言われたときの柊真はあんなに嬉しそうなのだ。
悩んでいる柊真に涼真は「お前は悪くない」と言う。このシーンの 2 人には強い光が差し込んでいる。
樹は自らの家庭環境をからかわれて苦しんでいる
樹がキレてラケットで不良を殴ったとき、樹は暗く描かれる
暴力を振るった樹に対して、桜井先生は事情を汲んで寄り添ってくれる
このとき窓から強い夕日が差し込み、樹を照らしている。
姉の菜美恵も心配して待っていてくれた。強く叱責はせずむしろ殴った気持ちは理解してくれている。
菜美恵の後ろから夕日が差している。
樹は顔をそらすのをやめて前を向く。これによって樹の顔が光に照らされる。
少年たちの苦しみが闇、そこに寄り添い手を差し伸べる者が光とともに描かれることを見てきた。最後に闇と光の関係をもっともダイナミックに活用したカットを紹介する。
更衣室で樹の事情を聞かされた眞己が「母親にお湯をかけられたなんて、言いたくないだろうね」と言いながら上を向く。このときカメラがゆっくりと上に移動し、それによって薄暗い更衣室に差し込む光が画面に入ってくる(gif は色が狂うので niconico とかでちゃんと見て)。
眞己が樹の理解者に転じたことを視覚的に補強する演出。
どうして 1 話で 2 人を同時に苦しめたのだろう。それはソフトテニス部が苦しんでいる人間が集まって支え合っている集団だということを表現したいからだ。
柊真が「俺を許してくれるか」と言うシーン。何度もズル休みしている晋吾が「許す!」と言い、前日に暴力沙汰を起こした樹が「暴力はやめなよ」と言う。他人の弱さを見ることで自分の弱さを忘れようとしている。
そういう集団のあり方が良いのか悪いのか、僕にはわからない。彼らに確かに必要な場だと思う一方で、それは傷の舐め合いにすぎず、立ち向かう強さの獲得にはつながらないのではないかとも思う。
「傷の舐め合い」の中で柊真は木陰から日向へと(闇から光へと)移動する
だが、眞己はまだ闇の中にいる。
監督の言葉を裏付けるかのように、一見落着したかに見える部活に眞己がさらなる波紋を起こしていく…
本記事中の画像は研究の目的で『星合の空』3話から引用したものであり、これらの権利は赤根和樹・エイトビット/星合の空製作委員会に帰属します。
柔らかさ
2話には「柔らかい」がいくつか出てくる。
ふーん、ボールがふにゃふにゃだな
そら、硬式のボールよりは柔らかいわ
じゃあ当たっても安全じゃん
でも、これ思いっきりぶつけられると次の日ミミズ腫れにはなるよ
僕なんか翅くんにスマッシュで太ももにぶつけられて、ミミズ腫れ3日間引かなかったよ
それにしても小汚いよなボール。女子のはもうちょっと綺麗じゃん
しょうがないんだ。男子が使えるのは女子のお古だから
一度くらいおろしたての白い粉が付いてるやつを使ってみたいよなあ
やめろ。惨めだ
ボールの柔らかさはソフトテニスの象徴であり、監督インタビューにあるようにソフトテニスは未熟さや純粋さの象徴である。最後の会話は、未熟な中学生でもやるときはやるという今後の展開を暗示しているのかもしれない。
大人と子ども
じゃあ柊真は大人なのか子どもなのか。子どもとしての自己認識はありつつ、他人を子供扱いする傲慢さも持っているのが14歳という年齢か。
空の飛行機と地べたの少年たち
走り終わったあと、空と飛行機のカットが挿入されてから、グラウンドに倒れ込む柊真と眞己のカットになる。この空のカットは何のためにあるのか。
ひとつは遠景を映すことでシーンの転換を印象づけるお約束、そして空の色を見せることで夕方になったことも表現している。加えて、広い空をただ1人飛ぶ飛行機に対して、汗にまみれて一緒に走る少年たちという対比にもなっているだろう。校庭20周を経て互いを認めあったシーンにふさわしい。
『ハヤカワさんの子牛』
脚本:雪室俊一
絵コンテ:西村則男
演出:佐藤豊
作画監督:吉崎誠
仕上:中沢邦夫
美術:佐藤博
「アイスが固まる」と聞いて鎌足を「かたまり」と言ってしまうカツオ。花沢がハヤカワ家でアイスを食べたときの話。カツオ「なんで呼んでくれないのさ」花沢「女の子同士で話したいときもあるのよ」。食べ物の話に食いつく子供っぽいカツオに対して、性別を意識した花沢さんのこの返しは、男女の発達に差がある時期を巧みに切り取って表現している。ハヤカワは牧場で新鮮な牛乳を手に入れていた。磯野家の夕食、カツオは「みんなで行ってくるといいよ」「僕はハヤカワさんにじっくり案内してもらおうと思うんだ」。花沢さんとの意味深な会話の後でも無邪気にハヤカワさんに憧れてるカツオ、ホント子どもだ…。花沢に呼び出され花沢不動産に行くと、花沢は今度牧場に行くが、ハヤカワは行かないらしい。以前名付けた「姫子」(オス)が他の牧場に出荷されてしまうのが悲しいから。ワカメ「お兄ちゃん牛じゃなくてよかったわね」。結局花沢・カツオ・サザエ・タラオで行くことに。着くとすぐに姫子の出発に居合わせるが、みんなで目をつぶって想像していることにして(!??!?!?!)ハヤカワに報告。新鮮な材料で作ったアイスは美味いがハヤカワに嘘をついたカツオは「ほろ苦い」と感じる。花沢とカツオで嘘をついた罪悪感を共有しているとハヤカワが来て牧場に行くという。花沢は用事があると言って逃れるがカツオは一緒に行くことに。嘘が露見するのが怖いカツオはサザエにハヤカワに話してもらおうとするが断られ、ハヤカワに嘘を告白しに行く。家は不在、学校では言い出せない。そして牧場行き当日、車の中でカツオはハヤカワに真実を伝えようとするが、遮られる。気づくと知らない土地を走っている。ハヤカワはカツオの様子がおかしいことに気づき、牧場に電話して姫子が貰われていった牧場を知り、そちらに向かっていたのだ。新しい牧場で姫子には友達が出来ていた。その仲の良さを見てハヤカワの父は「まるで君たちみたいじゃないか」と言う。
『マスオは本の虫』
脚本:城山昇
演出:成川武千嘉
作画監督:江沢聖三
仕上:千代間由佳
美術:矢須田綾
マスオが本を読んでいる。神社で源氏物語を読んでたら神職の衣装に驚く。自宅で読み始めるとカツオやワカメにちょっかいを出される。全員が寝て読書に集中できると喜ぶマスオ。極上作画でサザエが編み物をしていると焼き芋の屋台が来てお腹が鳴る(先週に引き続いての焼き芋ネタ)。翌日会社、アナゴが寝不足で出社。「昨夜女房と一杯やりながら話し込んじゃってねえ(意味深)」。「夫婦で会話が弾んだんならいいじゃないか(意味深)」。女性社員が巨大弁当箱を「文学」という名の本を模した箱に入れてきて驚く。アナゴは磯野家はサザエの相手をしてくれる人がいると羨むが、カツオやワカメに邪魔されることもある。帰りの電車でスーパーレアBGM。
帰り道で座って読み終わり、パトカーを見て推理小説を買って帰る。マスオの帰りが遅い。本の虫だから飲み屋の光に吸い寄せられているのではとふざけるカツオ。玄関の前で犯人を考え込むマスオを不審者と勘違いし、波平は裏口から入る。サザエが見に行く。犯人がわかって大声を出すマスオに驚くサザエ、それに驚くマスオ。古典的。マスオに勧められてサザエが本の虫に。代わりにマスオが風呂掃除。城山先生は先週で力を使い尽くしたようだ。
『ねずみとお姫様』
脚本:浪江裕史
演出:森田浩光
作画監督:三本めぐみ
仕上:中沢邦夫
美術:佐藤博
学芸会の役が決まって喜ぶワカメ。「そうだそうだ」というだけのネズミ。みゆきのお姫様を守る。カツオたちは合唱。カツオは授業がなくなるのが嬉しいだけ。みゆきは自信がないので磯野家でワカメと練習。家族も練習に駆り出す。カツオは恥ずかしい練習に付き合わされたくなくて勉強する。ワカメはネズミの衣装を作ってもらう。前日、みゆきをみんなで褒める。堀川は「ご先祖様は本物のお姫様でしょう」と謎の褒め方。カツオのクラスでは花沢が前日練習を呼びかけるが磯野と悪友達は即座に下校していた。それを見つけた花沢はダッシュで捕まえに行く。また磯野家で練習するみゆきとワカメ。みゆきの作画にフォロースルー(主な動きが終わった後に残る副次的な動き; ここではおさげの揺れ)が効いていてよかった(この動画はオリジナルのタイミングが維持されている保証はありません)。
学芸会当日、ワカメはネズミの衣装を来て登校しようとしてサザエに止められる。発表直前、みゆきは緊張して声が出なくなる。カツオが来て「ワカメにこっそり教えてもらえばいい」「テストと違って教えてもらっても怒られない」と言うとみゆきはリラックスして声が出るようになる。そこに花沢が来て練習に連れ戻す。小綺麗な格好したカツオかわいい。
学芸会は成功する。「そうだそうだ」と言うだけのワカメも晴れやかな笑顔。フォロワーシップが表現されたエピソードだった。
部活動の一覧(全てではない)
ケイ+菜美恵(女子ソフトテニス) 剣道(女) バスケ(男) 野球 陸上(女) 柊真(男子ソフトテニス) バレー(女) サッカー(男) 家庭(女) 農園 科学 琴 美術 吹奏楽
天文年間に顔を近づけて歩いている
夏南子も後ろからついてきている
真剣な表情を見て眞己も厳しい表情になる
歩み寄りながらポケットに天文年鑑をしまっている
柊真「桂木、めんどくさいことは抜きで言う。ソフトテニス部に入れ」 眞己「なんだそれ。俺部活には興味ないんだけど」 柊真「入れよ」 眞己「嫌だよ」 柊真「夏の大会で一勝しなきゃ男子ソフトテニス部は廃部になる。お前の運動神経はすごい。だから、お前と俺でペアを組めば絶対勝てる」 眞己「興味ないんだ。悪いね」
御杖「新城くん必死だね」 眞己「そうだな。青春じゃね?」 御杖「アンタさ、なーんか闇深そうだね」 眞己「アンタもよっぽどだと思うよ」
やっべー早く絵をアップしないとイベントに間に合わないよ
また天文年鑑を読みながら歩いている
月と金星とカモメ
柊真「ソフトテニス部に入れ、桂木」 眞己「昨日も言っただろ。俺はソフトテニスなんか興味ないの」 柊真「お前の母親、働いてるんだよな」 (回想) 眞己「だから?」 柊真「買い物なら練習が終わったあと俺も手伝う」 眞己「余計なお世話」 (回想) 柊真「ソフトテニスのユニフォームも道具もみんな俺が用意する。お前が買い揃える必要はない」 柊真「金の心配はないって言ってるだろ」 眞己「へえ。金の心配がないから部活やってるんだ、アンタ」 柊真「兄貴はソフトテニス部のOBだ」 眞己「あぁ。そういえば涼真、中学生の頃ラケット持ってたな。あれ、ソフトテニスのラケットだったのか」 柊真「涼真も桂木がソフトテニス部に入ることに賛成していた」 眞己「じゃあさ」 柊真「えっ」 眞己「金出してよ。入部してほしいなら」 柊真「えっ」 眞己「俺も暇じゃないから。お金、払ってくれるなら、入ってやってもいいよ。労働に対する対価ってやつだよ。俺は趣味で部活なんかやらない。金が心配だから」 眞己「無理だろ。じゃ、これで諦めて…」 柊真「月1万円払う!7月の大会までで3万!大会で勝てばあと1万!勝利給だ。合わせて4万だ!」 柊真「不満があるなら別途プラスして渡す。いいな?それでいいな?いい?よし!じゃあこれで契約成立だ。おめでとう!」 眞己「はぁ?」 柊真「明日放課後、テニスコート脇の更衣室に来てくれ。用具やユニフォームを渡して、それから練習だ。ルールは試合の進め方はちゃんと教える」 眞己「おい、ちょっと…」 柊真「そうだ。このラケットをお前にやる。これは初心者でも扱いやすくて性能がとてもいい。お前ならきっと使いこなせる。ほら」 眞己「これ、これはさ…」 柊真「よし。じゃあな!」 眞己「なんだよ…OKなんて言ってないし…」
回想 1
桂木くんちは母子家庭みたいだよ。小さいときに両親が離婚して母親に引き取られたんだって。だから今は母親と二人暮らしで。 それは知ってるよ。あいつは昔、京終眞己って名前だった。 じゃあ家事は桂木くんが全部やってるってことは えっ全部? そう。炊事洗濯掃除、みんな桂木くんが。 お母さんが働いているから、家事は桂木くんがやってるんだよ
回想 2
お母さんは小さな工務店に勤めていて、二級建築士の仕事をしてるみたいだけど、そんなに大きな会社じゃないから だから桂木くんは、お金がかかる部活はやりたくないんじゃないかな
金の心配はないって言ってるだろ
へえ、金の心配がないから部活やってるんだ、あんた
金出してよ。入部してほしいなら
俺も暇じゃないから。お金、払ってくれるなら、入ってやってもいいよ
労働に対する対価ってやつだよ。俺は趣味で部活なんかやらない。金が心配だから
無理だろ。じゃ、これで諦めて…
じゃあこれで契約成立だ