Skip to main content

デジモンtri感想(ネタバレあり・ネガティブ)

· 5 min read

最悪ですね。あまりにもひどい。
冷静に文章を練る気力すら奪われるほどだったので思いつくまま書いていきます。

  • キャラ作画。せめて目は左右対称に描けよ。
  • 太一の「戦うことで周りに被害を出す」という葛藤がそもそも意味不明。戦わなければもっと被害が出るのは自明なのに何を悩んでいるのか本当に意味が分からない。
  • 子供たちはデジモンと会いたいのかそうでもないのか、そもそも会えると思っていたのかあきらめているのか、デジモンの新作として非常に重要なポイントがはっきりしていない
  • 戦闘の作画も伊藤浩二のタイミング芸以外見どころなし。1999年以下のところまである。
  • 進化バンクにセンスのかけらもない。強いて言えば成熟期のCGの出来がいいことくらい。でもそこでしか出てこない。
  • そもそも戦闘のカット割りが見にくい
  • 公式同人としか形容のしようがないどうでもいい小ネタの多用(ウーロン茶、光ミミ、KODなど)
  • 演出もめちゃくちゃ。見せるべきところを見せない、大事なシーンでダサいレイアウト、無駄にセリフを削る。その極致は再会シーンの流れ作業感
  • というより再会シーンは脚本レベルで全く盛り上げようという気が感じられない
  • 音楽も全編通して安っぽい。brave heartのインストアレンジなんてよく言われる「ジャスコBGM」以下。弱い音楽をダメなタイミングで使う上で、その音楽に頼った盛り上げ方をするからどうしようもない。
  • brave heart ~tri.Version~はドラムの入れ方を変えたせいでスピード感が激減してる
  • そもそもデジモンを研究する秘密政府機関とか、黒服の集団とか、全く新鮮味のない設定
  • 浪川のあの人が教師である理由もほとんどない。絡ませやすいという書き手のメリットしかない
  • あんまり言いたくはないけどデジモンたちの声も結構老いを感じるなあ…

デジモンファンが見たいものを作ろう、と意識するあまり自分たちが見せたいものを全然書けてなくて、結果として変なポイントばかり押さえた公式同人になってしまっている(構成は柿原氏だったが脚本は4人いた)。演出もなんだか投げやりというか、ここぞというところが感じられないし、作画もかなりの低レベル。デジモンにとって重要な挿入歌も新味がない。水戸黄門の印籠に匹敵する進化バンクもフルCGなのに動きがショボすぎる。有澤さんのBGMもなんか変なアレンジされて、極めて雑な使われ方をしている(そもそも有澤さんの曲のアレンジが使われているのにクレジットされてないのはどうなんでしょう)。

私に言わせればこれはデジモンファンこそキレなければいけない作品ですよ。