※本記事内の画像は『月がきれい』より研究のために引用したものであり、それらの権利は「月がきれい」製作委員会に帰属します。
『月がきれい』に挿入される謎のLINEトーク画面。
一部では茜と小太郎なのではないかという説があるが、今回はそういう話ではない。
これは次回予告なのではないか、という話である。
以下、各話のLINEの文字起こしと、その次の回の展開を比較していく。
とは言うものの、こじつけと言われればそこまでである。
「次回予告なのだろう」という立場に立って比較していくので、当然先入観がある。
どこまで信用できる説なのかは各自で判断して欲しい。
1話
彼氏さん
9:50ごろ
男「行ったの?」
女「うん……」
男「なんで!!」
女「コンパって言っても」
女「セミの集まりだから全然」
男「セミ」
女「ゼミ」
女「そういうんじゃないし」
男「そういうんじゃなくても」
男「ダメなものはダメ!」
女「なんで?」
男「かわいいから」
女「!?😨」
男「男がほっとかない」
女「なんか」
女「びみょーにうれしい……」
男「(怒`Д´怒)」
男「どーせ、俺は浪人中だし」
男「明日は模試だし」
男「(・´3`・) 」
女「ごめんごめん」
男「早く大学生になりてえーー」」
1.女は大学生、男は浪人生
茜は陸上部、小太郎は文芸部。体育祭という場では陸上部の茜は華やかに活躍できるが、小太郎は締切に追われていてそれどころではない。
2.女がゼミのコンパに参加するが、男は他の男がちょっかいをかけるのでは嫌がっている。
体育祭の結果を巡って、陸上部の茜と比良は親しく話し、賭けをしている。
3.男は女に「かわいい」と言う
小太郎は茜に「そのままでいい」とストレートな想いを伝えて励ます。
4.男は男で自分の受験に向けて努力している
小太郎は小説を書くという自分の目標に向けて努力をしている。
2話
よめ
22:30ごろ
女「今日はお疲れさま」
男「いやいや」
男「すげー緊張したけど」
女「お父さん、すごい酔っちゃって」
男「うん」
女「お酒、つきあってくれて」
女「ありがとね」
男「あのくらい、楽勝」
男「酔っ払いには」
男「慣れてるしね」
女「(笑)」
女「うれしかったみたい」
男「よかった」
男「二人で飲んでたとき」
男「お父さんさ」
女「うん」
男「ちょっと泣いてたよ」
女「まじかー」
男「自慢の娘だって」
女(じーんのスタンプ)
男「お嬢さんを幸せにします!って」
女「言ったの!?」
男「……心の中で」
女「あはは」
女「よろしくお願いします」
男「こちらこそ」
1.男が女の家に結婚の挨拶に行き、女の父と酒を飲んだ
小太郎は神社で神様に茜の成功を祈った(この当てはめは苦しい!)
2.男は父に「お嬢さんを幸せにします!」と言おうと思ったが、実際には言えなかった。その後女が飾らない言葉で想いを伝え、男も短く返事してその想いを確認し合った。
神社で小太郎は茜に「月がきれい」とおしゃれな告白をしようと思ったが、結局言えなかった。逆に茜がその気なく「月、きれい」と言い、小太郎は平凡な「付き合って」という言葉で告白した。
3話
彼女さん
23:50
男「おーーい」
男「おーーーーーい」
男「おーーーーーーーーーーー」
男「まだ帰ってない?」
男「サークル入ってから」
男「あんまり連絡ないよね」
男「心配してる」
男「はぁーー」
0:20
女「ごめん、今帰り!!」
女「終電になっちゃった」
女「もう寝てるよね?」
女(ごめんなさいのスタンプ)
女「おやすみなさい😥」
1.すれ違い
すれ違い。
(4話がyoutubeで公開されたらキャプチャに差し替えます)
ここまでを見ると、正確に次回の展開をトレースするわけではもちろんないが、少なからず当たっている気がする。
しかし最初にも述べたが、これは典型的な後知恵バイアスというやつである。私を信用してはいけない。
4話
彼女さん
21:50ごろ
男「母親には」
男「友達と旅行に行くって」
男「言っといたから」
女「大丈夫?」
男「たぶん平気」
女「うちは、お母さんが」
女「協力してくれるから」
男「そうなの?」
女「ウン」
女「お父さんには」
女「うまく言っとくって」
男「すげー」
男「うちは母親にばれたら」
男「超面倒だから」
男「絶対ウソ突き通さないと」
女「女子かよ」
男(時代劇風の笑っているスタンプ)
4話はデートの計画を立て、周りの人が助けてくれたり、逆に邪魔になったりという話になるのではないだろうか。
最後に、このLINEは小太郎と茜なのかという問題を少し考えてみる。
↓こちらも参照されたい。
【月がきれい】毎週変わる、EDのLINEメッセージまとめ 茜と小太郎の未来のやりとりか?http://matomame.jp/user/FrenchToast/9c6b426a0db3e41be0d7
私の思う、小太郎と茜ではなさそうな理由は以下の通り
- 男の言葉や顔文字の使い方が小太郎らしくない
- 男女のスタンプのセンスが小太郎・茜と逆転している。茜は渋く、小太郎は比較的ポップ
小太郎と茜っぽい理由は以下の通り
- 茜の母親が協力的なのは公式サイトの「娘二人とは割と友達感覚」という記述と合致する
- 3話と4話で「彼女さん」のアイコンが同じなので、この2回は少なくとも同じ人物。さらには毎回同じ人物のやりとりである可能性も高い。となると小太郎・茜の蓋然性が高い。
結論は出さない。しかし個人的な好みから言わせてもらえば、小太郎と茜の恋愛は中学生だからこそ輝いているのであって、この関係を大人になるまで描いてほしくない。
だからEDのLINEは別人であって欲しい。