※本記事内の画像・動画は『からかい上手の高木さん』3話より研究のために引用したものであり、それらの権利は山本崇一朗・小学館/からかい上手の高木さん製作委員会に帰属します。
脚本:待田堂子
絵コンテ・演出:パク・キョンスン
演出助手:岩岡夢子
作画監督:諏訪壮大
作画:澤田裕美 和泉絹子 千葉ゆみ
からかい上手な高木さん3話、ちょっとだけ作監やってます。あとOPも少しだけ入ってます。
— すわそ (@turn_turn214) January 26, 2018
優れた演技プランとそれを実現する作画力によってキャラクターの心情がよく表現されていた。
3人の動きが隙間なくつながってリアルな会話のテンポ感を作り出している。
- 困ったような顔
- 肩をいからせて恨めしそうに高木さんを見る
- 瞬き
- 嫌悪
- みじめ
- 嫌なことは忘れて帰ろう
高木さんの顔が映らないアングルだが、わずかに、しかしわざとらしく首を傾げる演技で高木さんのペースが崩れていないことを表現している。
リアルカエル作画(デカい)
丁寧で繊細な芝居を積み重ねてきたからこそデフォルメされた動きが映える。
- 高木さんの大胆な発言に驚く
- 負けたくない気持ちと恥ずかしい気持ちがせめぎあっている
- 高木さんをちらりと見て負けられないと決意する
- しかし「キス」と言うのはやはり恥ずかしい
「最初の文字が『あ』でさ」「アイ」
恥ずかしい言葉を言わせてからかうというシチュエーションなので、ジャパニメーションでは珍しいリップシンクを用いてキャラクターが言葉を発するという現象を特別なものとして(異化して)描いている。