本当にただのメモです
銃を捨てられなかった(だって警察行ったら家に連れ戻されるから)という点に意味があるかも
精力剤買うシーン(小説版にある)はそれとわかる情報が完全に削除されてた。K&Aプランニングでの生活が挿入歌付きで描かれたあと、猫のアメに餌をやるシーンの前に精力剤を買っている。
帆高が陽菜にはじめて会ったとき、売春を否定しなかったの面白い。むしろ邪魔してごめんとまで言っている
2人で屋上に出て陽菜が力を見せるシーンで『愛にできることはまだあるかい』のオーケストラバージョンが流れてるのがダサすぎる。ボーカル曲のインストバージョンダサいからマジやめろ。その曲は予告でさんざん使われて観客はいつ流れるか楽しみに待ってるのに、中途半端な先出しで感動を削ぐのをやめろ。
間宮さん(須賀の娘の今の保護者の老婦人)が須賀が禁煙したと聞いた後も「そういうイメージなの」と言い募る不条理さはもしかして監督の社会感の一端なのか
同じく間宮さんの「今の子はかわいそう、昔は春も夏も素敵な季節だったのに」というセリフ、非常にわかりやすく脚本家の主張を代弁していて笑ってしまった
神社で天井画を見ながら神主の説明を聞くシーン、なぜ全カットに立体的なカメラワークが付いていたのか
空に願いを届けるのが天気の巫女だが、迎え火、タバコ(の煙)、花火も空に届けるという意味で「願い」のメタファーと読める
立花家の庭を俯瞰するシーンで隣の家に太陽光パネルが付いていた
雨に不思議な魚がいる話完全に要らなかったでしょ
(おそらく)陽菜の力の副作用で溜まった水を浴びてしまう中学生2人組好き。声優誰?
ポテチとインスタントラーメンを使ってクラシルのおしゃれアレンジ料理を作るの、貧困ではないよなあ。新海のスノビズムが漏れ出てきた感じ(『君の名は。』で喫茶店の内装を論評する3人組みたいな)。
「陽菜さん水商売とか無理そう」とかいうクソ失礼な発言に陽菜が赤くなって「どこ見てんのよ」と返すのは気持ち悪かったけど、そもそも売春しようとしてたのを知られてるわけだしそんなもんかもしれない。あとこれがないと「陽菜さんを見てる」に繋がらない。
最初のフリーマーケットでの仕事が終わって「やったあ」と飛び上がったときに帆高のパンツ見えてた?
プリキュアのコスプレのシーン、奥にアクア様もいたわ
花火大会の空撮シーンで花火から出る煙もちゃんと描いてたのはどういう美学か。華やかな東京の裏側の冷たさを描いたのと同じく華やかさの裏側を描きたかったのか、単に「実際に煙出るんだから描くでしょ」という写実主義なのか。
立花家の仏壇にタバコが供えられている
迎え火の上で凪が左右にステップしてるところ作画良かった
凪、小学校に制服あるっぽいし胸にエンブレム付いてたしバス通学だしやっぱり私立なのかなあ
帆高が凪に陽菜が好きなんだろうと指摘されたときの慌てっぷりはイラッとした
須賀が娘をジャイアントスイングしたあと「腰にくる」と言っていた。帆高はラストで陽菜をジャイアントスイングしてた。ちょっとした対比…ってほどでもないか。
須賀の「16も18も大して変わんない」というセリフに大人と子供の感覚の違いが端的に表現されてていい
姉弟2人暮らしなら行政からなんかアプローチあるはずだよね〜という話をしていたがあったわ。帆高が初めて天野家に行くときに行政の担当者っぽい2人とすれ違っている。
天野家に警察が来て2人ぐらしは良くないと言われたときに陽菜が「誰にも迷惑かけてない」と答えるの、面白い。人に迷惑をかけるかどうかという視点だけがあって、自分が人に助けられるという視点がない。これも新海社会観。そもそも2人がバラバラになるとか誰も言ってないし…帆高はここで普通に家に帰っていればよかったのではないか。そうすれば陽菜は帆高を助けるために力を使って雷を落とす必要もなかった。いや、でもどのみち雨が続くか陽菜が消えるかのどちらかは避けられなかったか。
「大丈夫」って結構何度も言ってる
雨で社会が麻痺していく様子は実はちゃんと描かれてたんだけど、帆高たちはあまりそれに苦しめられてない。せいぜい水没した道路を歩くくらい。ここでもうちょっと帆高を苦しめておけば最後の選択に重みが出たはず。
須賀さんなんで鳥居のビルの場所知ってたんだろう
警察から脱走するシーン、BGM酷かったなあ。あまりに状況説明的で無個性。他の適当な作品のサントラから引っ張ってきたみたい。
安井と須賀の会話よくわかんなかった
帆高が線路に侵入して走り始めるシーンはシチュエーション背景カメラワークBGM全部揃ってて最高だった。
最後に帆高が非常階段を駆け上るシーンは作画が貧弱すぎるでしょ。あのシチュエーションで『オトナ帝国』を思い出さないオタクはいないし、別に同じことをやれとは言わないけど真横からのバストアップをフォローするだけのカットは躍動感も何もなくて(だって画面内の移動距離0だもん)ひどい。
上空で陽菜を奪還するシーン、最後にカメラがどんどん引いていって宇宙から地球を写した絵が出てくるの笑っちゃう。セカイ。
立花さんが言ってたのは「東京は200年前は海」だった(数万年前だと思ってた)。200年前に埋め立てられて住み始めた人間が「また水没しちゃったならしょうがないね」と言っているのは1回目の視聴よりは納得できた
やっぱり東京を水没させておいて自分は遠くの島で暮らしてるのずるいよなあ。これから罪と向き合え。あの規模で水没したら死人出てると思うし周囲にスラム街発生してるでしょ。
須賀の「近頃の若いやつはダメだね」みたいなセリフは映画にはなかった
最後に陽菜に会う直前に水鳥が水面から飛び立つカットが入るのいい。何か驚きのある事件の発生をかっこよく表現している。でも挿入歌『大丈夫』はダサい。