Skip to main content

ワールドトリガー第24話

· 5 min read

『玄界の雛鳥』
脚本:高橋ナツコ
演出:土田豊
総作画監督:海谷敏久
作画監督:井上栄作

原画:鹿間貴裕、冨田與四一、東出太、杉江敏治ほか

<演出>

・木虎と修が走りながらレプリカと会話するシーンは、ところどころ段差を飛び越える動きを挟むことで冗長さをなくし、目的地へ急いでいる状況を説明している。少しの工夫で大きな効果を生むスマートな演出だと感じた。

<作画>

・来馬の銃撃を壁走りでかわすラービットのカット。背景動画からのカメラワークがうまい。うーん、ここが鹿間さん?申し訳ないが、鹿間さんは本気を出す時とそうでないときの差が大きいのではないかと思っている。

・C級や市民を襲うラービットに対し、間一髪で駆けつけ得意の足スコーピオンを見舞う木虎。空中で四肢を延ばして回転する動きは東映だと黒柳賢治さんによくある気がするが、今回は来てなかったので別の誰か。

・修がレイガストでモールモッドの攻撃を受け続けるところ。単純なリピートだがエフェクトがうまい。修がイメージした遊真とモールモッドの戦い(3話)はおそらく東出さんの作画だったので、安易に考えれば今回の修VSモールモッドも東出さん…かもね。

・木虎のモノローグ終了後、スコーピオンを生成するカットからは冨田さんのパートでしょう。シーンのつながりを考えればそれより前から始まっているかもしれない。特徴は光と影の入れ方とフェティッシュで肉感的な美少女作画。新3バカリーダーの髪がやたらとテカテカしてるのが特徴的。地面に叩きつけられた後、至近距離での砲撃を覚悟して「やられる…?」と言うカットは特に冨田さんらしさが出ている。「絶対にやるのよ」のカットもいい。銃型トリガーの引き金を引くところも、単なる指をここまでこだわりを持って描くのかと驚くような美しさ。ラービット撃破の後は冨田さんの特徴が見られなくなるけど、震える千佳の足のむっちりとした感じは再び冨田さんの波動を感じる。美少女担当?

<声・音>

・新3バカのキャラ付けは声がつくと一層面白い。避難所の案内板を持って立っているという仕事は、そりゃあ彼らにとっては不満だろうなあと思える。それで缶をスタイリッシュに捨てようとしても入らず、しゃがんだままゴミ箱にすり寄る動きも面白い。

・やしゃまるシリーズについて嬉々として語る宇佐美のシーンは声優さんの演技で原作よりずいぶん面白くなった。

・古川登志夫さんの声が相変わらず若くてよく合ってる。逆にハイレインの声はイメージより若くて少し違和感。

・新主題歌が今回はEDとしてお目見え。映像は総集編。割と静かな曲だけど、後期OPというのは意外とこういう曲でも合うものだし、映像とのマッチング次第なので完成を楽しみに待ちたい。